WSL(Windows Subsystem for Linux)でホームディレクトリの設定変更手順を示します。
WSLは Ubuntu側のディレクトリで動いているため、Windows側のディレクトリへアクセスする際に手間です。
そのため起動時のディレクトリを Windows 側に設定して Windows側のファイルを操作をしやすくした際の備忘録です。
(※ Windows の Cドライブ へは 【 /mnt/c/ 】でアクセス可能です。)
WSL を立ち上げて下記のコマンドを入力してください。
sudo vi /etc/passwd
or
sudo vim /etc/passwd
vi (or vim) エディタが立ち上がりましたら「ユーザー名」の行を探してください。
「home/***」の部分を変更したいディレクトリに変えてください。
変更後はWSLを再起動し、起動時のホームディレクトリが変更されているか確認をしてください。
以上で、今後は WSL より Windows側ディレクトリへのアクセスが簡単になります。
お試しください。
※ちなみにシンボリックリンクを使っても同じことができます。
Windows 側へのシンボリックリンクを作成し、それをホームディレクトリに設定してください。
シンボリックリンクの確認は下記コマンドで確認ができます。
※「 -> 」が表示されているものが現在作成されているシンボリックリンクです。
ls -l
なおシンボリックリンクを作成したい場合は下記コマンドで作成できます。
ln -s リンク元ディレクトリ名 リンク作成先ディレクトリ名
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